最近、TikTokやYouTubeショートで、スフレケーキやバターのような見た目で「とろふわ〜」な物体をむにむにしている動画をよく見かけませんか?
あれの正体は、「Mellojoy(メロジョイ)」という中国発のスクイーズ。
今、小中学生から大人まで、中毒者が続出しているんです。
でも、いざ買おうとすると「どこにも売ってない!」「買えない!」という声が続出。
今回は、スクイーズ好きの娘を持つ筆者が、メロジョイの人気の秘密と、その販売戦略について、冷静な目線で解説します!

流行り物に飛びつかないタイプの筆者が、冷めた目で解説するよ



「冷めた」とは言ってないでしょ
メロジョイ人気の理由
メロジョイがこれまでのスクイーズと一線を画すのは、そのクオリティです。
- 本物以上に可愛いスイーツ感
- むにむに、びよ〜ん、とろとろ、感動のさわり心地
スフレ、クリーム、バターやチョコレートなど、美味しそうで可愛い見た目。
メロジョイを開封している動画を見ると、パッケージ越しに触ってむにむに。
パッケージから出して直接触ると、びよ〜んと伸びて、まるでとろとろのお餅のよう。
ペタペタする吸着感があるため、ベビーパウダーを振って「さらもち」にする人もいるようです。
やっと買えたメロジョイを開封するのはもったいない感じもしますが、あの独特のさわり心地は「自分も触ってみたい!」という欲求を刺激します。
メロジョイはどこで買える?
メロジョイは、イオンやトイザらスなどの実店舗に行っても売っていません。
主な購入ルートは以下の4つですが、どれも一筋縄ではいきません。
- TikTok生配信
- TikTok Shop
- 公式HP
- Amazon
TikTok 生配信
月曜〜土曜の夜20時頃から配信されるライブコマース。
DJ(JOJOGIRL)と呼ばれる中国人の女の子たちが超ハイテンションで販売しています。
ライブ画面に後述の「TikTok Shop」への商品リンクが表示され、開始数分で数千個が溶ける早押しバトル。
大人が本気で挑んでも買えないそうです(買えてる数千人は何者なんだろう)。
TikTok Shop
TikTok内にある購入ページ。
理屈では毎日12時の補充タイミングで誰でも買いに行けるはずですが、実際はいつ見ても「完売」の文字ばかり。
たまに在庫があっても「ライブ配信」で一斉に売りさばくため、ここから普通に買うのは至難の業のようです。
公式HP
毎日12時に新商品の追加・在庫補充が行われます。
って「mellojoyjapan」のInstagramに書いてありました。
こちらも在庫補充から数分で売り切れてしまうようですが、最も確実に購入できるルートかもしれません。
Amazon
検索すると「メロジョイ」として販売されているものがたくさん出てきますが、模倣品(偽物)の可能性が高いです。
本物のパッケージには必ず「Mellojoy」のロゴ表示があります。
本物が出てくることもありますが、公式販売ではありません。
いわゆる「ダブり」の出品だと思われますが、それも概ね「在庫なし」で買うことができません。
おまけ:メルカリ
「どこにも売ってないならメルカリで…」と考える方も多いですが、ここは転売ヤーの巣窟。
転売ヤーの懐を潤すだけなので、ここで買うのは本当におすすめしません。
中には「中身確認済み」と称して開封済みのものもあり、衛生面や正規品かどうかの判断も難しいです。
商売上手な3つの仕掛け
なぜこれほどまでに買えないのか。
そしてどうしても欲しくなってしまうのか。
そこには、中国で培われた最新のマーケティング手法が詰め込まれています。
ライブ配信での「ツボ」刺激
ライブ配信では、DJの子たちが購入者の名前を読み上げ、その場で商品を「開封」してくれる演出があります。
「自分のために開けてくれる」という特別感と、何が出るかわからないワクワク感が、視聴者の購買意欲を限界まであおります。
飢餓感マーケティング
20時過ぎに販売が開始された瞬間、数千個もの在庫がわずか2〜3分で完売。
この「すぐ売り切れる=人気がある」という構図が、「次こそは絶対欲しい!」という洗脳に近い状態を作り出しています。
いつでも買えるなら後回しにする人も、「今しかない」と言われれば指が動いてしまうのです。
ブラインドボックスの罠
ようやく買えた!と喜ぶのも束の間、メロジョイは中身がわからない「ブラインドボックス(ランダム形式)」で販売されています。
「あれが欲しかったのに被った」
「SNSで見たあれが出るまで、あと1回だけ買う!」
と、お目当ての商品を引くために買い続けてしまう、「ガチャ」のような中毒性があります。
「やっと手に入った!」という高揚感のままに、気づけば数万円を使い込んでしまう。
なんてことにならないよう、引き際を決めておく必要があるかもしれません。
こんな売り方に乗っていい?
筆者が一番モヤモヤするのは、メルカリなどでの「高額転売」です。
定価1,400円〜2,800円程度の商品が、6,000円、中には10,000円近くで売られていることもあります。
「転売ヤーの懐にお金を入れるなんて絶対に嫌!」です。
また、この「限定感をあおって個人情報を入力させる」手法にも不安を覚えます。
「今買わなきゃ!」という焦りの中で、ついつい規約を読み飛ばし、怪しいサイトにクレジットカード情報を預けてしまいがち。
可愛いスクイーズひとつを手に入れる代償が、得体の知れない海外サイトへの個人情報の流出……。
というのは、リスクが高すぎると感じます。
【実体験】セキュリティソフトが警告!


実は、どんな商品があるのか見てみようと思って、メロジョイジャパンの公式HPをクリックしたのですが、筆者のPC環境ではセキュリティソフト(Norton)が「危険!」と全力でブロックしてきました。
危険なWebサイトを遮断しました
このWebサイトは偽のeストアの可能性があります。これらは本物のネットショップに見せかけて作られた偽造サイトで、個人情報や財務情報を盗むことを目的としています。 安全のために、このWebサイトを開かないことをおすすめします。
みなさんは普通に入れますか?
筆者はなんだか怖いので、セキュリティを振り切ってまで入ってみようとは思いません。
若い子たちは「可愛いから」「流行っているから」と飛びつきますが、運営母体は中国の武漢(ぶかん)にある、海外通販を専門に行う会社。
大人の私たちは、少し冷静になる必要があるかもしれません。
中国サイトだし、安全性が確認できるまで、あまりおすすめしたくない感があります(筆者個人の意見です)。
結論:「待ち」でいいのでは?
メロジョイのスクイーズ自体は、確かにクオリティが高く、癒やされるアイテムです。
しかし、現在の「争奪戦」や「高額転売」の状況は、少し異常だと思ってしまいます。



うわ、出た、筆者の冷めた目
中国のライブコマースの波に乗って早押しバトルを楽しむのも一つの遊びですが、「イオンなどで気軽に買えるようになるまで待つ」のも賢い選択ではないでしょうか。
流行は移ろいやすいもの。
「今すぐ欲しい!」という熱が少し冷めた頃に、お気に入りの一個をゆっくり選べる日が来ることを願っています。


