カーリング観戦の楽しみの一つといえば、ハーフタイムに行われる「もぐもぐタイム」ですよね。
2018平昌五輪で一躍有名になったロコ・ソラーレの印象が強いこの「もぐもぐタイム」ですが、2026ミラノ五輪への切符を掴んだ「フォルティウス」のメンバーも、試合中に「もぐもぐ」しているのでしょうか?
結論から言うと、フォルティウスもハーフタイムにはしっかりと栄養補給を行っています。
今回は、知られざる「もぐもぐタイム」の真面目な理由や、エース吉村紗也香選手の補食メニュー、そして2026年2月6日に開幕したミラノ五輪での食事事情について詳しく解説します。
吉村紗也香「ついにここまで来た」 カーリング「フォルティウス」現地入り、初戦は12日https://t.co/ihzFd0Glaa
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 8, 2026
ミラノ・コルティナ冬季五輪でカーリング女子日本代表のフォルティウスが8日、事前合宿地のスイスから空路でイタリア入りした。
▼フォルティウスのスキップ吉村選手については、こちらの記事をどうぞ

なぜ「もぐもぐタイム」が必要なの?
テレビで見ていると和やかな「もぐもぐタイム」ですが、かわいい女子たちがおやつパーティーをしているわけではありません。
実は勝敗を左右する極めて重要な「戦略」であることをご存知でしょうか。

筆者の心の声が漏れてるね



かわいい女の子のおやつタイムだと思っていたんですね
カーリングは「氷上のチェス」と呼ばれるほど頭脳を酷使するスポーツです。
一投ごとに数手先を読み、緻密な計算を行うため、脳のエネルギー消費が激しく、その上、全力で氷を掃く「スイーピング」による肉体的な疲労も加わります。
脳のエネルギー源である糖分が不足すると、後半戦で判断ミスに繋がりかねません。
そのため、5分間のハーフタイム(第5エンド終了後の休憩時間)での「補食」は、単なるおやつではなく、最後まで高い集中力を維持し、勝敗を左右する重要な戦略の一部なのです。
フォルティウスのおやつ
フォルティウスの司令塔、スキップの吉村紗也香選手はかつて、消化が良くエネルギーに変わりやすい「水分を多めにした小さなおにぎり」を自作して試合に持参していたそうです。
現在は、より短時間で素早く吸収できるフルーツやゼリー飲料、栄養補助バーなどが主流。
限られた5分間という休憩時間を最大限に活かして、後半戦へのパワーをチャージしています。
「全農もぐもぐブース」とは
日本国内で開催される大きな大会(日本選手権など)では、公式スポンサーである「全農(JA全農)」によって、通称「もぐもぐブース」が設置されるのが恒例となっています。
この「もぐもぐブース」は中継には映らない選手エリアにあるそうなのですが、通常、主に開催地域の特産品が並びます。
近年の大会ではすっかり名物となりましたが、特に2025年に開催された横浜大会では過去最大級の注目を集めました。
これまではカーリングの聖地である北海道や軽井沢といった「寒い地域」での開催が多かったのですが、首都圏での初開催ということで、全農も気合が入っていたのでしょうか笑
栃木のいちごや福島の柿など、全国の特産品が集められたのです。
全農は選手の皆さんを「ニッポンの食」で応援します! 「ニッポンの食」パワーでがんばれ!」
フォルティウスのメンバーも試合の前後にこのブースを訪れ、メンバーそれぞれが好きなものを手に持って微笑む姿をSNSで披露。
試合中の真剣な表情とは一変した、リラックスした笑顔で特産品を楽しむ様子は話題になりました。



意外とフルーツ選んでなかったりして



やはりゼリー飲料などが体に入れやすいのでしょうか
【日本カーリング選手権】
— フォルティウス Team Yoshimura (@h_fortius) February 5, 2025
選手エリアに設置されている全農様のもぐもぐブース✨
試合前後に栄養補給させていただいています!
美味しい「ニッポンの食」で大会をサポートいただきありがとうございます🍀#全農 様#フォルティウス #JCC2025
(C)JCA/H.IDE pic.twitter.com/0OF2hWckYB
ミラノ五輪での食事は?
いよいよ始まるミラノ五輪。
海外遠征での「食」はコンディション管理の要ですが、今回のサポート体制について、フォルティウスの近江谷杏菜選手がSTV(札幌テレビ放送)のインタビューで興味深い話をしていました。
日本代表を支える「ニッポンのお米」
全農はカーリング日本代表の公式パートナーを務めており、今回のミラノ五輪でも、現地で戦う選手たちへ日本のお米などを提供しています。
今回、フォルティウスを含む代表チームに提供されたのは、精米、フリーズドライのみそ汁やスープ、レトルトカレーなど全19種類にも及びます。
近江谷選手も「大会中は緊張感も高まる場面も多いので、安全安心でおいしい日本の食事を食べることができるのはすごく力になります」と感謝のコメントを口にしています。
慣れない海外生活の中で、食べ慣れた「日本の味」で体調を整えられることは、フォルティウスにとって大きなアドバンテージになるはずです。
フルーツはイタリア現地で調達
一方で、「もぐもぐタイム」でも食べることが多いというフルーツについては、検疫の関係で日本から持ち込むことができないので、イタリア現地の市場などで新鮮なものを調達することになりそうです。
STV(札幌テレビ放送)のアナウンサーから「試合中のもぐもぐタイム」について問われた際、近江谷選手は次のように答えています。
私たちは果物を食べることが多くて、ただ果物は持っていけないので現地で買うことになると思う。
コメはみんな大会中モリモリ食べます。日本の味を現地で食べて体調管理に努めたい。
(参考記事:Yahoo!ニュース)



コメはモリモリ食べます!!!
日本から届けられた豊富なラインナップの保存食と、現地イタリアで手に入れる新鮮な食材。
この2つをうまく組み合わせたハイブリッドな食生活が、フォルティウスの快進撃を支えるエネルギーの秘密になりそうですね。
まとめ
「もぐもぐタイム」は、単なる休憩時間ではなく、過酷な知脳戦を戦い抜くための大切な「ガソリン補給」の時間でした。
フォルティウスのメンバーが、ミラノの地で何を口にし、どのような逆転劇を見せてくれるのか。
後半戦が始まる前の「もぐもぐ」にも、ぜひ注目して応援しましょう!
▼フォルティウスのスキップ吉村選手については、こちらの記事をどうぞ


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