
正社員で仕事して、家のこともちゃんとして、子育てするって?



無理に決まってんのじゃーーー!!!



急にどうしたんでしょうか💦
▼この記事を書いていて、思うところがありました▼


起|公務員時代のタイムスケジュール



筆者は、正規職員として働いていたんだよ
自分の身支度(洗顔・メイク・着替えなど)も含む。
子どもはスッキリ起きない。
着替えやご飯を食べさせるのも一筋縄ではいかない。
園の玄関に子を置いて、急いで出勤。
移動は常に小走り。
そこそこ責任のある係長職(部下もいる)。
業務量が多く、昼休みも仕事。
子どもが小さい間だけ使える制度を使って、早めに退社。
幼稚園から持ち帰ったものの片付け
お風呂の準備
夕食作り
園から持ち帰ったものや調理道具を洗う
子どもにご飯を食べさせるのも一筋縄ではいかない。
なかなか食べ終わらない
テーブルの片付け、食器洗い
子どもとお風呂
洗濯機を回す、前日の洗濯物を畳んでしまう
洗濯物を干す
翌日の登園準備
寝る支度、子どもの歯磨き
一緒に寝ないとマジで体力がもたない



でも、もっともーーーっと大変な人もいますよね?
・もっと朝が早いとか
・もっと子どもが小さいとか
・もっと子どもの数が多いとか
・もっと通勤に時間がかかるとか
・もっと勤務時間が長いとか
・子どもが寝てから持ち帰った仕事をするとか…



は?
比較の問題じゃないんだよぉーーー!!!
承|しんどさには個人差があります
もっと大変な人、もっと頑張っている人がたくさんいるのを承知の上で言います。
これでも筆者には大変だったんですよ。
簡潔に文字にしたので、伝わりきらないかもしれません。
お母さんの1日は、目標の時間に向かって常に逆算をしており、
常に一つ一つのミッションに挑んでいます。
◯時に家を出るために ←◯時までに朝食の片付け
←子どもに◯時までに朝食を食べさせる
←子どもを◯時に起こす ←自分は◯時に起きなくちゃ
子どもを◯時に寝かせるために ←◯時までに洗濯を干し終える
←◯時までに洗濯機を回す ←◯時までにお風呂を終える
←◯時までに夕食を食べ終える ←◯時までに夕食を作る
しかし、上記ミッションの行間には、さまざまなハプニングが発生します。



子どもが牛乳をぶちまけるとか、
服を汚すとか、
ご飯を食べないとか、
機嫌や体調が悪いとか
スケジュールは常に崩され続け、脳内では組み立て直してばかり。
自分に余裕がないから、イライラして子どもに当たったりもしてしまう。
想像できますか?
朝起きてから夜眠るまで、少しも休む時間がありません。
体もクタクタなんだけれども、おそらく脳の方がもっと疲れているのです。



「一日中リスケに追われているサラリーマン」
を想像してみてください。
転|そしてドロップアウト
子どもが巣立つまで、この生活を続けられる人は、スーパーウーマンだと思います。
筆者も仕事をしていた時は、
- 「仕事と家庭と育児を両立していてすごいね」
- 「私にはできない」
- 「子育てしながら働く女性のロールモデルになってくれ」
などと言われていました。
- どのレベルまで何ができていたら両立なのかわからないけど、やるしかなくて
- 本当はもっと、仕事も家事も完璧にやって、子どもの前ではニコニコしていたい
- 丁寧に暮らしたいのに、いろいろ諦めて、しんどくてしんどくて…
仕事を辞めました。
常に時間に追われ、仕事内容も働く場所も選べない生活を、
あと20年も続けるのかと思ったら、イヤになってしまったのです。
自分が死ぬときに
「私の人生、ずっと慌ただしくて、イライラして、我慢ばっかりだったなぁ」
って思うんじゃないかと思いました。



仕事を辞めた話は、他にも記事がございます
(どんだけ書くんですか)
【おことわり】
「イヤになってしまった」では仕事を辞められない状況もありますよね。
共働きじゃないとどうしても生活が成り立たないとか、シングルマザーであるとか。
この文章を書いていて、「私は甘えていたのかな」とも思い始めました。
真面目に働いてくれている夫ありきの選択だったな。
子どもが巣立つまでというと、生まれてから18年くらいでしょうか?
子どもが複数いれば、期間はもっと長くなるでしょう。
子どもが大きくなって手がかからなくなったしても、
自分の世話はずっとなくならないし、
できれば子どものご飯も、お風呂の準備も洗濯もやってあげたい。
しかしその頃には「子どもに手がかからなくなってきたでしょう?」と言わんばかりに
- 早めに退勤する制度が使えなくなり
- 急に責任の重い役職に置かれたり
- 泊まりがけで出張に行ってこいと言われたり
- 転勤しろとか言われたり
今まで配慮していた分を取り返すかのように、さらにガシガシ働かせてくる。
子どもに手がかからなくなってきたとしても、
こちらは長年のマルチタスクに疲弊し切っており、歳をとって気力も体力も衰え、
それはそれで大変なことになっている。



お母さんは、会社に都合よく使われるコマじゃないんだよぉ〜
結|こんな世の中だったらいいのになあ



どんな世の中だったら幸せかな、と空想してみたよ!
- 何時に出社してもいい
- 何時に退社してもいい
- 仕事の合間に家事をしに帰ってもいい
- 業務が立て込んでなかったら、急に休んでも帰ってもいい
- 子どもの用事で休みが続いても「すみません」って言わなくていい
- ソファで横になりながらパソコン触ってもいい
- 好きな仕事、得意な仕事に配属されたい
- 仕事は7割くらいの力でやれば5時間くらいで終わるものがいい
- 1人分の給料で家族が暮らせるくらいの給料・物価だったらいい
- くだらない研修や会議がなくなればいい
- 無駄な資料作りがなければいい
- 書いた文章を、「上司の好み」が理由で修正されなければいい



実現性は考えず、「空想」を楽しんでみましたよ



これ全部「やるべき仕事をちゃんとやってれば」の話ね!
ひたすら遊んでるのに「給料だけくれ」っていうわけじゃないよ!
だいぶ無茶苦茶書きましたね笑
あなたはどんな働き方がしたいですか?



