3人目はなぜ孫みたいにかわいいの?|3人育てた経験から理由を考えてみた

アイキャッチ画像

末っ子「ぐり」の何気ない疑問と、自分なりの答え。
そんな内容をイラストにして、Instagramのリール動画にしてみました。
こちらもアニメーションにしたので、ぐりたんがちょこちょこ動きます。

実際のエピソードはこちら。

目次

3人目がかわいい!

「3人目はかわいい」「3人目は孫みたいにかわいい」って、
聞いたことありませんか?

3人目っていうのが、4人以上お子さんがいる場合は
「末っ子」に置き換えられるのかは、よくわからないけれど。

とにかく「3人目はかわいい」とはよく言われています。

そう感じる理由は、いったいなんなのでしょう。

4つ思いつきました。
結論を先に書くと、こんな感じです。

  • 親が育児に慣れて余裕がある
  • ずっと「まだ赤ちゃん」感がある
  • 甘え上手&空気を読んでいる
  • 最後の子育てだと思って特別になる

① 育児の経験値と心の余裕が違う

3人目がかわいい理由①です。

3人目末っ子の場合は、上2人の経験があるので、

  • 泣いたら「おんぶ」しとけばOK
  • なんなら、少しくらい泣かせておいても死にはしない
  • 遅かれ早かれ、歩くし、喋るし、オムツも外れる

くらいに思って育ててきました。

すっかり肝っ玉かあさんになってしまい、
余裕があって、完全に肩の力が抜けています。

育児の大変な部分は、華麗にスルーして、
かわいさだけを堪能することができました。

結論から書いてしまいましたが、長男と長女のときはどうだったのさ、
というのも書いておきます。
不要でしたら、読み飛ばしてくださいね。

長男の場合

長男が赤ちゃんのときは、「泣いたらすぐ抱っこ」でした。

10数年前は、泣いたらすぐ抱っこしないと「サイレント・ベビー」になる、
と言われていたのです。
今ではあまり聞いたことがないかもしれませんが。

泣いたら何を差し置いても駆けつけて抱っこ、
泣き止むまで抱っこしているので、
今考えると、他に何もできないですよね。

おっぱいを咥えさせていると泣かないので、
一日中おっぱいを出したままでした。

暗くなっても、電気もつけずにソファに座っていた、
黒い時代を思い出します。

「サイレント・ベビー」とは

1990年発行の書籍『いま赤ちゃんが危ない サイレント・ベビーからの警告』において、
著者で小児科医の柳澤慧氏が、
表情が乏しく、発語も少ない静かな赤ちゃんを「サイレント・ベビー」と名づけたもので、
このサイレント・ベビーという言葉は、実は医学用語でも育児用語でもないそうです。

サイレントベビーは、泣き叫んだり、笑顔を見せたりといった、感情表現が乏しい傾向があり、
口コミや育児サイトで「将来的に良くない行動をする子になる」というような憶測?うわさ?
に変換されて、この時代のお母さんの間に広まっていったと思われます。

(ちょとあやふや)

初めての育児で何もかもわからなかったので、
育児情報誌や育児本、口コミサイトを見ながら
必死に子育てしていました。

本に書いてあるとおりに発育していないと心配だし、
「あの子はもうできているのに、長男はできない」と、
他の子と比べても心配してばかりでした。

本当に、1人目の育児は大変でした。

長女の場合

長女は、長男が3歳になる年に生まれました。

何かと成長がのんびりだった長男に、まだまだ手がかかる時期だったので、
割と放っておかれて育ちました笑

「泣いたらすぐ抱っこ」の「サイレント・ベビー」の呪縛
からは解き放たれていなかったのですが、
長男に手がかかるので、抱っこしてもいられない。

私は、必殺技「おんぶ」を覚えました。

泣いたらすぐ「おんぶ」です。
「おんぶ」はサイコーですね!
両手が空くので、長男のお世話も家事もできますし、
おんぶすれば勝手に寝てくれるのです。
長男の時に「おんぶ」をしていなかったことが悔やまれます。
(「おんぶ」って書きすぎて、ゲシュタルト崩壊してきました。)

先ほども書きましたが、長男は成長がゆっくりでした。
ゆっくりでも、ちゃんと歩けるようになったし、
言葉も話せるようになったし、オムツも外れました。

そんな経験から、長女のときも、ゆっくりでも大丈夫、という心構えでいたのですが。

長女は、放っといても、育児書の目安よりも早く、
歩き、喋り、さほどトイトレしてないのにオムツも外れまし

なんなの、もう。

そう、長女はめっちゃ「楽な子」でした。

② 「まだまだ小さい」のフィルターがかかる

3人目がかわいい理由②です。

3人目はずっと、いつまでたっても、
家族の中では「小さい子」なのです。

上の子が3歳のときは「もう3歳でしょ!」と思っていたのに、
下の子が同じ3歳になると「まだ3歳」「小さくてかわいいなぁ…」
と思ったりしませんか?

長男は2歳の時に長女が生まれて「お兄ちゃん」になったので、
長男に対しては「もう◯歳なんだから、しっかりしてよ!」
とずっと思ってきた気がします。

ただでさえ成長がのんびりな子だったのに。

2歳なんて、やっと赤ちゃんを卒業したくらいですよね。
あんなにかわいい時期の長男を、大事にできなかったことが悔やまれます。

③ 甘え上手 & 人間観察力が抜群

3人目がかわいい理由③です。

末っ子って、誰に、どのタイミングで、どう甘えれば得するのかがわかっていたり、
兄姉を見て動き方を学んでいるので、要領よく振る舞うことが多くありませんか?

叱ろうと思っても、かわいい仕草でごまかそうとしてきたり…。

「この子、空気読めてるな」「わかっててやってるな」
そんな見え透いた魂胆に気づいていながら、
母は「んもう!かわいいなあ!」となってしまうのです。

④ 「この子が最後かも」という名残惜しさ

人目がかわいい理由④です。

3人目ともなると、「子供を産むのはこの子が最後」
というご家庭も少なくないのではないでしょうか。

我が家もそうで、この子が「最後の育児」になると思うと、
全てが名残惜しくなってしまいます。

ずっと赤ちゃんでいてほしい。
急いで大きくならないで。

この子が最後、この後は、自分が産んだ赤ちゃんを抱っこすることはないんだなぁ。

実は、長女に対しても、そんなふうに思って育てていましたがね笑
3人目を授かる保証なんてないですもの。

まとめ:かわいい理由を整理すると

以上が、3人目(末っ子)がかわいい理由でした!

  • 親が育児に慣れて余裕がある
  • ずっと「まだ赤ちゃん」感がある
  • 甘え上手&空気を読んでいる
  • 最後の子育てだと思って特別になる

もちろん、上の子もかわいいですよ。

前に、あるブロガーさんが
「3人目がかわいいのは、上2人の子育てと重なるから、上2人の分もかわいいのだ」
みたいなことを書いていらした記事を、たまたま拝読しまして、
(あやふやでごめんなさい。しかも勝手に引用しております。) 
なんて素敵な考え方なんだろう、と思いました。


我が家の末っ子がかわいいエピソードはこちら!

目次