スーパーのセルフレジで万引き急増の手口!通し忘れた時はどうする?

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近年、多くのスーパーなどで導入が進むセルフレジですが、便利さの裏で万引き被害の急増が社会問題となっています。

2026年6月16日放送のNHK「クローズアップ現代」でも、セルフレジの普及に伴う犯罪の実態が特集され、注目を集めました。

スーパーでの万引き被害が急増しているニュースを見ると、「お店のチェック体制はどうなっているのだろう」と疑問に思う一方で、普段からセルフレジを頻繁に利用している立場からすると、「もし自分がうっかり商品のバーコードを通し忘れてお店を出てしまったら、万引きとして捕まってしまうのだろうか」と不安になってしまいませんか?

スーパーでの万引き被害が急増しているニュースを見ると、「お店の防犯やチェック体制はどうなっているのだろう」と疑問に感じます。

一方で、「もしうっかり商品のバーコードを通し忘れてお店を出てしまったら、万引きとして捕まってしまうのだろうか」と、不安になりませんか?

セルフレジにおける万引き急増の背景具体的な手口を整理し、悪気のない通し忘れをしてしまった時の正しい対処法について、集めた情報をもとに解説します。

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目次

セルフレジで万引きが急増している背景と実態

スーパーにおけるセルフレジ(フルセルフレジおよびセミセルフレジ)の導入率は、現在では9割近くに達しています。

人手不足の解消や会計の効率化に大きく貢献している一方で、店舗側の監視の目が届きにくくなった結果、万引きの被害額は年間で約3460億円にものぼるという試算が出ています。

従来の有人レジに比べて、セルフレジ導入後の万引き被害額が約4倍にまで急増したという店舗のデータもあり、小売業界にとって死活問題となっています。

「日本人は真面目だから不正は起きないだろう」という性善説に基づいた運用では、店舗の経営が成り立たないレベルにまで事態は深刻化しています。

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スーパーのセルフレジ万引きの手口

セルフレジでの万引きは、従来の「商品をカバンに隠して店を出る」という手口とは異なり、レジの機械を操作しているように見せかける方法が特徴です。

主に以下のようなパターンがスーパーで横行しています。

1. バーコード隠し(スキャン偽装)

商品のバーコードを指などで隠してセンサーの上を通過させ、「ちゃんとレジを通しているフリ」をする手口です。

商品をそのままカゴに入れると店員さんにバレてしまいますが、スキャンする演技をしておけば、呼び止められたときに「機械の反応が悪くて、うっかり通らなかっただけ(故意じゃない)」などと言い逃れができてしまいます。

周りの目やカメラを騙すためのズル賢いカモフラージュ行為です。

2. 安い商品のスキャン代用(商品すり替え)

バーコードのないバラ売りの惣菜などを会計する際、セルフレジの画面上で、わざと「価格の安い別の商品(1つ数十円の野菜など)」をタッチして精算する手口です。

レシートも出てお金も払っているため、遠くにいる店員さんからは「普通に会計している人」にしか見えません。

支払いをしているポーズを装って、カメラの死角や店員さんの見守り不足を突いた悪質な方法です。

3. 未精算のままの持ち出し

買い物かごの中に数点の商品を残したまま、一部の商品だけをスキャンして精算を終え、未精算の商品ごとマイバッグに移して店外へ持ち去る手口です。

確信犯による手口である一方で、一般の買い物客が最も「うっかりミス」を起こしやすい、境界線があいまいなパターンでもあります。

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セルフレジ万引きと「うっかり通し忘れ」の境界線

セルフレジの操作に慣れていなかったり、後ろに並んでいる人の視線で焦ってしまったりして、「うっかりバーコードを通し忘れてしまった」という経験を持つ人は多く存在します。

ここで気になるのが、故意の万引きと、過失による通し忘れの境界線がどこにあるのかという点です。

結論から言うと、悪気のない「うっかりミス(過失)」であれば、罪に問われることはありません。

日本の法律において、万引き(窃盗罪)が成立するためには「故意(わざと盗もうとする意思)」と「不法領得の意思(他人の物を自分のものにしようとする意思)」が必要だからです。

とはいえ、お店や警察が「わざとなのか、それともミスなのか」をどうやって見分けているのかは気になりますよね。

実際には、以下のような客観的な状況証拠から総合的に判断されています。

判断されるポイントうっかりミス(過失)とみなされやすいケース万引き(故意)とみなされやすいケース
商品の隠し方・買い物かごやカートの中にそのまま置いていた
・精算済みバッグの一番上に乗っていた
ポケットや私物のバッグの奥深くに隠していた
未精算の個数と金額精算した商品が10点あるうちの1点だけスキャンが漏れていた1点しか精算していないのに、10点もの商品をそのまま持ち出そうとしていた
過去の履歴と態度・店員に声をかけられた時に驚いてすぐ応じた
・過去にスキャン漏れの履歴がない
・声をかけられた瞬間に逃げようとした
・防犯カメラ等の履歴から、毎回同じ未精算を繰り返していることが判明
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セルフレジで通し忘れに気づいた時はどうする?

なお、筆者も「スマホレジ」で商品を通し忘れたことがあります。

この時は、レジで店員さんが数点の商品をチェックする際に気づいてくれたのですが、そうでなかったらそのまま商品を持ち帰り、万引きしたことになっていたのかと思うとゾッとします。

このように、どれだけ気をつけていても、自宅に帰ってレシートを見返した時に「あ、この商品の金額が入っていない」と気づく瞬間はあります。

万引き犯として疑われないため、そして店舗側の防犯チェック体制に引っかかってトラブルになるのを防ぐために、気づいたタイミングに応じた正しい対処法を実践することが重要です。

タイミング別・対処法一覧

気づいたタイミング取るべき具体的な行動と対処法
レジエリアから出る前すぐに近くにいる見守りの店員さんに声をかけ、レシートを提示して未精算の商品を追加で会計してもらう
お店を出た直後
(駐車場など)
すぐにサービスカウンターや近くのレジに戻り、「今買ったのですが、1点だけスキャンが漏れていました」と正直に申し出て支払う
帰宅してから気づいた時店舗にまず電話をかけ、「○月○日の○時頃にセルフレジを利用した際、商品の通し忘れに気づいた」と伝え、後日支払いに伺う旨を約束する

店舗を出てから時間が経てば経つほど、お店側の防犯カメラには「未精算のまま商品を外に持ち出した映像」だけが残ってしまいます。

お店にとっては商品の損失になってしまいますし、何より「うっかりとはいえ、代金を支払わずに持ち帰ってしまった」というのは本当に申し訳ないことですよね。

後から万引き犯だと誤解されるリスクを無くすためにも、そしてお店への損失をきちんと補填するためにも、気づいた時点で自主的に連絡を入れて誠実に対応することが、何よりも大切です。

最新の防犯・チェック体制

現在、スーパー側も悪質な万引きを抑止し、一般客のうっかりミスを減らすために、以下のような最新テクノロジーを使った防犯対策の導入を急速に進めています。

最新システム仕組みと万引きを防ぐ効果
AIガードマン(AIカメラ)レジ上部のカメラが買い物客の手元の動きをリアルタイムで解析。
「スキャンせずにバッグへ入れた」などの不審な挙動を検知すると、即座に店員の端末へ通知がいき、その場で声をかけられる。
重量センサー(計量台)スキャン後の商品を置く台に精密な重量計が内蔵されている。
バーコードの情報と実際に置いた商品の重さが一致しない限り、次のスキャンに進めないため、通し忘れをその場で防ぐ。
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まとめ

今回のセルフレジで万引きが急増している問題と、買い物客が気をつけるべきポイントについてまとめました。

セルフレジ問題のポイント詳しい事実と対策のまとめ
万引き被害の実態セルフレジの導入率が9割に達する中、被害額は年間約3460億円。
導入後に被害が4倍に跳ね上がったスーパーもある。
巧妙化する手口「バーコード隠し」「安い商品へのすり替え登録」「未精算商品の持ち出し」など、店員の目の行き届かない死角を突く手法。
通し忘れと犯罪の境界線過失による通し忘れは犯罪にならないが、商品の隠し方、未精算の量、過去の履歴からわざとかどうかが判断される。
通し忘れ時の鉄則お店を出る前であっても帰宅後であっても、気づいた時点ですぐに店舗へ申し出て誠実に精算を行うことが大切。
最新の店舗対策悪質な不正を見破り、一般客のうっかりミスを防ぐため、AIカメラや重量センサーによる自動検知システムの導入が加速している。

セルフレジはとても便利なシステムですが、お店側の人手不足とコスト削減のしわ寄せが、監視体制の甘さや犯罪の温床という形で現れてしまっているのが現状です。

一般の買い物客としては、万引き犯に間違われるような紛らわしい動き(スキャン前にお品物をバッグに入れるなど)を避け、もし万が一間違えてしまった時は、すぐに店舗へ連絡する誠実な対応を心がけることが、余計なトラブルに巻き込まれないために何よりも大切ですね。

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