ある日、夫が、「ナイシトールを飲もうかな」って思いました。
そんな内容をイラストにして、Instagramのリール動画にしました。
今回はアニメーションに挑戦。
イラストがちょこちょこ動きます。
実際のエピソードはこちら。
太る生活習慣
太る生活習慣代表選手の夫氏。
もともと細マッチョのイケメンでしたが、現在では、推定体重80kg。
私と結婚して、「幸せ太りだね♡」なんて言わせません。
自分で勝手に、夜中にお菓子食べて、甘い炭酸ジュース飲んで、
夜更かしして、時には夜中にカップラーメンを食べているし、
自分で勝手に太ったんですよ!!
夫は、食べ放題も大好きです。
ある日、しゃぶしゃぶ食べ放題の「しゃぶ葉」に行く前に寄った「ツルハドラッグ」で
「ナイシトール買ってもいい?」って。
そうじゃないのよ。
痩せたいなら、食べ放題いくのやめよう?
私から見ると、夫が太っている原因は、食べ過ぎと糖分の摂りすぎと夜更かしだと思うのですが、
夫は生活習慣は変えずに、「痩せる」とか「脂肪を減らす」と謳っている商品を摂取することで
痩せようとしているんですよね。

どんなに優秀なサプリやダイエット食品があっても
根本の生活習慣が変わらなければ
結果は出ないんじゃないかなあ
基本のダイエット
ダイエットの基本は、ご存知、以下のとおりです。
- 食べる量を管理する
- 間食や夜食を控える
- 運動をする
「内臓脂肪を減らす系のサプリや健康食品」は、
あくまでも生活習慣を正した上で使う補助アイテムであり、
魔法の薬ではないと思っています。
(ダイエットやお薬の専門家ではないので、難しいことは言えないのですが。)
夫の場合、
- お菓子をやめる
- 甘いジュースをやめて、水を飲む
- 夜は早く寝る
- 運動をする
これらをすることで、ずいぶん体が軽くなるんじゃないかなあ。
「内臓脂肪を減らす系のサプリや健康食品」ってどうなの?
夫は、「痩せる」とか「体重を減らす」「脂肪を減らす」「脂肪の吸収を抑える」
という言葉を見ると、吸い寄せられるように、その商品を買ってしまいます。
実際、夫が買ってくるこれらの商品ってどうなんでしょう。
ちょっとだけ調べてみました。
「ナイシトール」って何?どう効くの?
ナイシトールは、小林製薬から販売されている、肥満症を改善する漢方薬です。
18種類の生薬を配合した漢方処方「防風通聖散」を有効成分とし、
お腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)の分解・燃焼を促し、
便を出すことで、肥満症を改善する効果が期待できます。
実は、何年か前に、夫の誕生日プレゼントに買ってあげたことがあるのですが、
生活習慣を改めなかったせいか、1瓶飲んでも効果が見えませんでした。
「内臓脂肪を減らす系のお茶」ってどうなの?
夫はもともと、お茶、特に紅茶が苦手なのですが、内臓脂肪を減らす効果を期待して、緑茶を買ってきます。
なお、ジュースの代わりではなく、「ジュース➕お茶」です。
ヘルシア
キリンビバレッジが製造・販売している飲料のブランド名です。
特に、体脂肪が気になる方向けの特定保健用食品(トクホ)として知られています。
高濃度茶カテキンやコーヒー豆由来クロロゲン酸類を含み、
脂肪の分解と消費を助ける働きがあることが特徴です。
特茶
サントリーが販売している特定保健用食品(トクホ)の緑茶飲料です。
脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体が含まれており、
体脂肪を減らすのを助ける効果が期待できるお茶です。
綾鷹 濃い緑茶
日本コカ・コーラから販売されている緑茶飲料で、
通常の「綾鷹」よりも抹茶を2倍使用し、より濃い味わいが特徴です。
脂肪の燃焼を促進し、脂肪の吸収を抑える効果が期待できる機能性表示食品の緑茶です。
特に、内臓脂肪と皮下脂肪を減らす効果が報告されています。
ヨーグルト
夫や私をはじめ、家族全員ヨーグルトが大好きなのですが、
罪悪感の少ないおやつとして食べているのでは…?
雪印メグミルク ガセリ菌sp株ヨーグルト
内臓脂肪を減らすのを助ける機能性表示食品として知られています。
このヨーグルトに含まれるガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)は、
食事と一緒に摂取することで、脂肪の吸収を抑え、内臓脂肪の蓄積を軽減する効果が期待できるとされています。
また、生きたまま腸に届き、腸内環境を改善する働きもあるとされています。
明治 脂肪対策ヨーグルト
肥満気味の方のお腹の脂肪を減らす機能がある「MI-2乳酸菌」を使用した機能性表示食品のヨーグルトです。
食べるタイプとドリンクタイプがあり、どちらも低脂肪で砂糖不使用です。
森永乳業 トリプルヨーグルト
ヨーグルト業界で初めて、血圧、血糖値、中性脂肪の3つの機能性について表示された商品です。
カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)と難消化性デキストリンが含まれており、
高めの血圧を下げ、食後の血糖値や中性脂肪の上昇を穏やかにする効果が報告されています。
夫は、血圧、血糖値、中性脂肪に問題はないのですが、
「脂肪」という言葉を見て、反射的に買ってるんでしょうか…。
まとめ(ズバッと)
「内臓脂肪を減らす系のサプリや健康食品」って、たくさんあるんですね。
ちょっと調べただけで、ここに書ききれないほど、たくさんの商品がありました。
「内臓脂肪を減らす系のサプリや健康食品」で痩せられるかというと、
それだけで痩せるのは難しいんじゃないかなあと思います。
(素人の意見ですがね。)
- 効果は「サポート」レベル
「脂肪の代謝を助ける」「吸収を抑える」など、
科学的に一定の根拠はあるけど、あくまで補助。
メインの原因(食べすぎ・運動不足)がそのままだと、
プラスマイナスゼロになるのではないでしょうか。 - 消費カロリー > 摂取カロリーが大前提
体重は基本的に、カロリー収支で決まります。
お茶を飲んでも、夜中のお菓子やカップラーメンでカロオリーオーバーすれば、太ります。 - 臨床試験の「数字のマジック」
例えば「12週間で内臓脂肪を3cm²減らしました!」というデータも、
実際の体重変化は0.5〜1kg程度かもしれない…。
(試験?実験?のN値(総数)はどれくらいなんでしょうね?
それって有意性はどうなんですかね?)
つまり「少しだけ効くかもしれない」けど「劇的に痩せる」わけではないかもしれません。
普段はだまされやすい性格なんですが、ときどき疑り深くなります。
(特に「データ」という言葉は疑ってかかります。
普通は、データを示された方が信じますよね。)
なんだか否定的な書き方になってしまいましたが、
これらの商品が、全くの無駄だなんて思っていませんよ!
- サプリや健康食品は「魔法の薬」ではなく、あくまでサポート役
- 効果を感じるには、まず食生活や運動を見直すことが前提
- 「飲んでるから頑張ろう」と、モチベーションを高める効果もある
- 生活習慣とサプリを組み合わせてこそ、本当に内臓脂肪を減らす一歩になる
商品を過信し、効果を期待しすぎることなく、
上手にお付き合いしていきましょう!
ある日、夫が、「ナイシトールを飲もうかな」って思ったエピソードはこちら。