北海道でゴキブリが増加?出やすい家の特徴とおすすめの侵入対策・駆除方法を解説

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この記事には、ゴキブリの画像や写真は一切掲載していません。
安心して読み進めてください。

北海道にはゴキブリなんていない」と信じて過ごしてきた北海道民にとって、近年の「北海道でゴキブリが増えている」というニュースは本当にショックですよね。

本州では「古い家や衛生状態が悪い場所に出るもの」というイメージが強いですが、北海道の暖房環境や高気密な住宅構造を考えると「新築や綺麗にしている家でも出ちゃうの?」と不安になります。

なぜ寒冷地の北海道で生息数が伸びているのか、どこに隠れているのか、一戸建てやマンションでの遭遇リスクから一撃駆除の方法まで、ゴキブリについて何も知らない道民目線で詳しく解説します!

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目次

なぜ北海道でゴキブリが増加?

「ゴキブリは寒さに弱いから北海道には住めないはず」と長年思われていました。

しかし、実は「いなかった」のではなく「本州に比べて数が圧倒的に少なく、人目につかない場所に隠れていたため認知されていなかった」というのが昆虫生理学の専門家の見解です。

なぜ最近になって都市部を中心に急増や定着が指摘されるようになったのか、その大きな理由は「住宅環境の高度化」と「地球温暖化や流通の発達」にあります。

キレイで新しい家でも出る!

本州では「隙間の多い古い家」や「冬場に寒くなる家」だとゴキブリが活動を休止したり淘汰されたりすることがあります。

しかし、現代の北海道の住宅は本州とは大きく異なります。

住宅のタイプ構造と冬場の室内環境の特徴
本州の住宅夏の暑さを逃す構造が多く、冬場は室内でも一桁の気温まで冷え込む部屋がある
北海道の住宅高断熱・高気密構造が徹底されている
冬場でも24時間暖房やFF式ストーブ等で室温20度以上、湿度40%以上がキープされる

つまり北海道の家は、寒さに弱い種類のゴキブリにとっても「冬眠する必要すらない年中快適な温床」になってしまっています。

「家をピカピカに清掃しているから安心」と思っていても、建物自体の保温性能が高いため、外から一匹でも侵入すると室内で冬を越して増えてしまう危険性があります。

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北海道にいるゴキブリの種類と見分け方(写真なし)

「北海道で増えているのは分かったけれど、見たこともないし、どんな種類がいて、どう見分ければいいの?」と気になりますよね。

あらかじめゴキブリの写真を見て確認するのは気が引けるけれど、いざ自宅で遭遇したときにゴキブリだと認識できるか不安です。

写真や画像を見たくない方のために、色・大きさ・飛ぶかどうかなどの特徴や、他の昆虫との違いを文字だけでまとめました。

北海道に昔からいた主な3種類の特徴

北海道内で見られるゴキブリは主に以下の3種類です。

写真や画像を見たくない方のために、色・大きさ・飛ぶかどうかなどの特徴を文字だけでまとめました。

スクロールできます
種類大きさ・見た目の特徴飛ぶ?北海道での生息場所・特徴
ヤマトゴキブリ・約25〜35mm
・真っ黒〜黒褐色
・ツヤがあり扁平
・オスは飛ぶ
・メスは跳ねる程度
・寒さに非常に強い日本原産種
・100年以上前から道南エリアや旭川などの屋外(森林の朽ち木・落ち葉の下)に定着
クロゴキブリ・約30〜40mm(大型)
・黒褐色で強いツヤがある
飛ぶ(滑空する・本州で最も一般的な大型種
・かつては北海道の寒さに耐えられなかったが、温暖化や室内環境の向上で定着が進む
チャバネゴキブリ・約10〜15mm(一円玉より小さいくらい)
・薄い黄褐色(明るい茶色)
・薄いツヤ・油っぽい光沢がある
飛ばない(走るのが速い・飲食店やビルなど屋内に多く潜む小型種
・飛翔能力はないが、暖房の効いた室内で1年中繁殖
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ゴキブリと似ている昆虫の見分け方

あらかじめゴキブリの写真を見て確認するのは気が引けるけれど、「いざ自宅で遭遇したときにゴキブリだと認識できるか不安」という方もいるのではないでしょうか。

実際、コオロギや他の昆虫(カメムシや小さな甲虫類など)と見分けがつかないことがあります。

写真を見なくても判定できるよう、見た目や動きの違いを文字だけの一覧表にまとめました。

比較ポイントゴキブリコオロギその他の昆虫
(カメムシ・甲虫類など)
体型板のように上下に平べったい
(隙間に入りやすい形)
立体的にコロンと丸っこい厚みがあったり、丸み・角があったり様々
表面の質感油っぽいツヤや光沢があるツヤはなく、少しカサカサした質感甲虫は硬い甲羅、カメムシは平坦だがツヤなし
触角の長さ体長と同じか、それ以上
非常に長い
体長と同等〜やや長め比較的短いものが多い
移動のしかた目にも止まらぬ速さで床や壁を走る後ろ脚でピョンピョン跳ねるノコノコと遅く歩く、または飛んで移動する

茶色くて一円玉より小さいチャバネゴキブリであっても、他の昆虫とは比べものにならないスピードで物陰の隙間に逃げ込むため、動きの速さと平べったさで見分けがつきます。

また、ゴキブリは繁殖力も驚異的です。
一匹のメスが一生のうちに産む卵の数は数十〜数百匹分にも及ぶため、一匹でも見かけたら早めの対策が必要になります。

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北海道でゴキブリが出やすい家の特徴

北海道内でゴキブリに遭遇しやすい住宅や部屋には、いくつかの明確な共通点があります。

自分の住まいが当てはまっていないか確認してみましょう。

住まいのタイプリスクが高い特徴・条件リスクが高い理由
マンション
アパート
・1階に飲食店やコンビニが入っている
・1階〜3階の低層階
・商業店舗から配管や壁の隙間を伝って上階へ侵入する
・屋外からの物理的な距離が近い
一戸建て・木造で築年数が経っている
・庭や植木鉢、コンポスター(生ゴミ処理機)がある
・木材の歪みで隙間ができやすい
・屋外の庭やコンポスターがヤマトゴキブリ等の発生源になる
全住宅共通全館暖房や床暖房・FF式ストーブを備えた高気密住宅年間を通じて室温が20度以上に保たれ、冬場も死滅せずに繁殖が可能
室内環境・観葉植物を多く置いている
・段ボールや荷物を部屋に溜めている
・観葉植物の土や受け皿の水が給水所になる
・段ボールが温かい隠れ家・卵の産み付け場所になる
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北海道の家へゴキブリはどこから侵入する?

「北海道の家へゴキブリはどこから侵入するの?」という疑問に対し、最も注意したいのが建物のわずかな隙間です。

実は、大型の成虫であっても約5ミリ、生まれたばかりの幼虫であればわずか2ミリ前後の隙間があれば、平べったい体を押し込んで室内に侵入してきます。

特に注意したい代表的な侵入ルートと、家庭でできる防衛対策を見ていきましょう。

1. 排水口・配管の隙間(キッチン・洗面所・お風呂)

シンク下の配管と床の設置面にわずかな隙間(2ミリ以上)があると、下水や配管の裏側を伝って室内に侵入してきます。

対策: シンク下の配管根元にある隙間を「配管穴埋めパテ」(ホームセンターで1,000円前後で購入可能)でしっかり埋める。


2. 換気口・エアコンのドレンホース・FF式ストーブの給排気筒

外と室内をつなぐ設備も絶好の侵入ルートです。

特にエアコンの排水用ドレンホースは、地面から壁を伝って上がってくる虫の通り道になりやすいポイントです。

対策: ドレンホースの先端に100円ショップ等で買える「防虫キャップ」を取り付ける。
換気口には不織布フィルターを貼る。



3. 段ボールやスーツケース

家の外から持ち込まれる荷物も大きな侵入ルートです。

保温性と保湿性に優れる段ボールの構造(断面の筒状の穴)は、ゴキブリやその卵にとって最高の移動手段になります。

また、本州や海外へ旅行・出張に行った際のスーツケースのキャスター(車輪)の隙間や、開けっぱなしにしていた鞄の中に紛れ込んで連れ帰ってしまうケースも少なくありません。

対策(段ボール): 届いた段ボールは玄関先ですぐに開梱し、商品だけを室内に入れる。
使い終わった段ボールは速やかに処分する。

対策(スーツケース): 帰宅後は玄関先やベランダでスーツケースのキャスターを固く絞った雑巾や除菌シートで拭く。
室内に持ち込む前に中身をチェックする。

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北海道でのゴキブリ撃退・おすすめ駆除方法

ゴキブリを見慣れていないと、いざ出たときにパニックになってしまいますよね。
(見慣れている本州の人でもパニックになると思いますが!)

事前の備えと正しい対処法を知っておくことで、知識がないよりは落ち着いて対処できると思います。

1. 遭遇したときの「一撃撃退法」

いざゴキブリが目の前に現れたとき、慌てふためいている間に家具の隙間に逃げ込まれたり、無理に退治しようとして二次被害を出したりしないための正しい手順と注意点です。

1. 「凍結スプレー」で動きを止め、袋に入れて密閉処分する

ゴキブリに遭遇したときは、殺虫成分を含まない「マイナス85度で凍らせるスプレー」が効果的です。

薬品のベタつきやニオイが残らないため、キッチン周りや小さなお子様・ペットがいるご家庭でも安心して使えます。

スプレーを吹きかけて瞬間的に凍らせて動きを止めたら、割り箸などを使ってポリ袋に入れ、袋の口をしっかり結んでゴミ箱へ処分します。

固めた直後に素早く密閉処理までおこなうのが一連のセットです。


2. 新聞紙などで「叩き潰す」のはNG!

焦って身近なスリッパや新聞紙で叩き潰したくなりますが、これは避けてください。

潰してしまうと衛生上の問題があるだけでなく、万が一お腹に卵を持っていた場合、部屋の中に卵や雑菌が飛び散ってしまう危険性があります。

潰さずにスプレーで動きを止めて回収するのが一番安全な手順です。

2. 家の中に潜む個体を全滅させる「ベイト剤(毒餌)」

昔からよく「ゴキブリは1匹見たら100匹いると思え!」と言われていましたが、1匹ずつスプレーで退治するよりもはるかに強力なのが「ベイト剤(毒餌)」です。

アース製薬の「ブラックキャップ」などが代表例です。

  • なぜベイト剤で全滅できるのか?(連鎖効果)
    1. 毒餌を食べたゴキブリが巣に戻って死ぬ。
    2. ゴキブリには「仲間のフンや死骸を食べる習性」があるため、巣にいる他の個体や幼虫がそのフンや死骸を食べる。
    3. 毒成分が連鎖して届き、巣の中に潜んでいる仲間や卵から生まれた幼虫まで1匹残らず全滅させることができる。
  • 効果的な設置場所
    暖房器具(FF式ストーブ)の裏側、冷蔵庫の背面・下部、シンクの下、洗濯機の横など「温かくて湿気があり、暗くて狭い場所」に重点的に配置します。

まとめ

北海道におけるゴキブリの増加理由、特徴、対策ポイントをまとめました。

項目要点・対策まとめ
増加の主な理由高断熱・高気密住宅や24時間暖房による室内の保温化、通販の段ボール等による持ち込み
主な種類寒さに強く100年前から屋外にいる「ヤマト」、本州から持ち込まれる「クロ」「チャバネ」の3種類
出やすい家の特徴全館暖房等の高保温住宅、1階が店舗のマンション(低層階)、木造築古で庭がある一戸建て
意外な侵入経路2〜3ミリの配管隙間、通販の段ボール、本州・海外旅行後のスーツケース
おすすめ駆除・予防策突然の遭遇には「凍結スプレー」、室内・巣ごとの全滅には暖房裏やシンク下への「ベイト剤(毒餌)」設置

「北海道にゴキブリはいない!」という時代は変わりつつありますが、数ミリの侵入ルートをしっかり塞ぎ、暖房の裏側などにベイト剤を置いておくことで、遭遇リスクは劇的に下げることができます。

正しい知識と事前の備えで、快適で安心な北海道暮らしを守っていきましょう!

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